Rookie of The Year
今回は新人王について。
今年のルーキーはガードが多く活躍しています。
勝手にルーキーランキングを作成しました。
1位T.エヴァンス(SAC)PG,SG
ルーキー・チャレンジMVP、新人王最有力候補。
抜群のボディバランスと体の強さで、ドライブから得点を量産。
アウトサイドシュートの確立を上げることが課題。
2位S.カリー(GSW)PG
抜群のシュートセンスを持つシュータータイプのPG、アシスト能力も高い。
トリプルダブルを達成するなど、今のチーム状況はカリーのスタッツを伸ばしそう。
まだ体が細いのでNBAで戦える体になるとさらにすごい選手になりそう。
3位B.ジェニングス(MIL)PG
アイバーソンと似た空気を漂わす、やんちゃな選手。開幕直後55得点を記録。
意外にしっかりゲームメイクをこなす選手。最近はちょっと大人しすぎる?
チームがPO圏内なのであまり無茶はできないか。
4位D.コリソン(NOH)PG
CP3の長期欠場により、一気にブレイク。
NOHの新人アシスト記録を更新するなど得点、アシストでチームを引っ張る。
TOを減らせば、将来トップPGの仲間入りも可能。
5位T.ギブソン(CHI)PF
完全にCHIのスタメンに定着し、得点リバウンドで貢献。
ルーキーとは思えない安定した活躍を見せている。
スター選手にはなれないが細く長く活躍できるタイプ。
6位O.カスピ(SAC)SF
イスラエル初のNBA選手。
高いシュート力と運動能力でエヴァンスとともにSACを支えるルーキー。
サイズとスピードがあるだけに体を強くしてドライブを武器に加えたい。
7位D.ブレア(SAS)PF,C
サイズはないが(201cm)脅威的な体の強さと手の長さでリバウンドを量産。
上位4人とは違い強豪SASの中で活躍していることは高評価だが、
これから生き残るにはジャンプシュートなどを覚える必要がある。
8位M.ソーントン(NOH)SG
一つのクォーターで23点を奪いNOHのフランチャイズ記録を更新するなど
得点力は抜群。D.コリソンとともにチームの中心になりつつある。
CP3復帰後もその得点力を維持できるのかどうか。
9位T.ローソン(DEN)PG
NBAでもトップ3に入るスピードを武器にDENの2ndPGとして活躍中。
PGとしての評価も高く、強豪DENの中でも持ち味を発揮している。
チームとの相性もいいし、ビラップスとはタイプが違うので共存も可能。
10位J.ハーデン(OKC)SG
チームに絶対的エース・デュラントやウェストブルック、グリーンなど
若く得点力の高い選手が多いだけにシュートチャンスが限られる。
本来ならもっと上位にいても不思議ではない。
新人王候補になっている選手に共通して言えることは
十分なプレータイムを与えられているということ。
そして、エース級の選手の離脱or不在、
もしくはチームにない部分を持っていることが挙げられる。
エヴァンス、カリー、コリンズ、(シーズン前半はジェニングスも)
の3人はエースがいないゲームでしっかり活躍している。
エヴァンスはSACのエースだったK.マーティンが怪我で離脱している間に
エースの地位を奪っていた。(結果マーティンは移籍することになった)
カリーの場合、エリスというスラッシャータイプのエースがいるだけに
共存も可能だが、エリス不在のゲームでは完全に得点源である。
ジェニングスもまたレッド不在の間にPGをこなしながら
レッドのいない穴を埋める得点力を発揮したことで
一気に注目を集めた。
NOHのコリソンもCP3の欠場により出場機会と得点チャンスを
掴み、活躍中である。
誰が新人王を獲得するのか?
ここまでの活躍を見るとおそらくはエヴァンスだろうが、
カリーが毎試合25P10Aクラスの活躍をすれば逆転も可能だろう。
またジェニングスがコリソンが
チームのPOに進出に大きく貢献すれば、逆転もありうる。
シーズンも終盤に向けて盛り上がっている中、ルーキーたちの
新人王争いにも注目していきたい。
ESPNのルーキーランキング
2009年ドラフト順位
1:B.グリフィン(LAC)→期待されながらも怪我でデビューお預け。
2:H.ハシーム・サビート(MEN)→経験不足からDリーグへ。
3:J.ジェームス・ハーデン(OKC)→6thマンだが、もう少しインパクトが欲しい。
4:T.エバンス(SAC)→言うまでもなくSACのエースとして活躍中。
5:R.ルビオ()→もうしばらくスペインでプレー。
6:J.フリン(MIN)→ルーキーPGとしてはまずまずの活躍、これからはチームを勝たせたい。
7:S.カリー(GSW)→もはやGSWの得点源、トリプルダブルも達成。
8:J.ヒル(HOU)→特に活躍もせずトレードでHOUに移籍。
9:D.デロザン(TOR)→TORの先発SGとしてルーキーらしい活躍。
10:B.ジェニングス(MIL)→一時ブレイクしたが最近は大人しい、チームはPO圏内。
11:T.ウィリアムス(NJN)→強烈なダンクで目立っているものの、成績はいまひとつ。
12:J.ヘンダーソン(CHA)→ほとんど試合に出ていない上に怪我。
13:T.ハンズブロー(IND)→怪我で離脱中。
14:E.クラーク(PHX)→ほとんどプレータイムがもらえない。
15:A.デイ(DET)→シーズン前半は活躍したが、主力が戻ってからは出場機会が減る。
16:J.ジョンソン(CHI)→あまり活躍していない。
17:J.ホリデー(PHI)→現在先発PGとして活躍中。
18:T.ローソン(DEN)→強豪DENでローテーション入り、なかなかの活躍。
19:J.ティーグ(ATL)→10分弱のプレイタイムはもらっているが、あまり目立ってはいない。
20:E.メイナー(OKC)→目立ってはいないがそこそこの活躍。
20位以降は活躍している選手のみ
21:D.コリソン(NOH)→CP3の離脱によりブレイク中。
23:O.カスピ(SAC)→期待以上の活躍、現在は少し大人しい。
25:R.ボボワ(DAL)→一時先発出場していましたが現在は怪我(?)
26:T.ギブソン(CHI)→ルーキーらしからぬ安定した活躍。
27:D.キャロル(MEN)→MENでローテーション入りするも、たいした活躍なし。
36:S.ヤング(MEN)→時々活躍をするが、安定していない。
37:Dブレア(SAS)→SASにない若さとリバウンドでチームにエネルギーを。
39:J.ジャレブコ(G/F)→A.デイと同じく主力の復帰によりプレイタイム減少。
43:M.ソーントン(NOH)→NOHの得点源になりつつある。
44:C.バディンガー(HOU)→そこそこのプレイタイムをもらい、そこそこに活躍。
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